【語呂合わせ】🚌貸切バスの違約金【国内旅行実務】

国内旅行業務取扱管理者、総合旅行業務取扱管理者の国内旅行実務における、貸切バスの違約金についての記事です。語呂合わせを用いて、正誤判定を行いましょう。

どんな問題が出るの?

どのような形式で過去問が出るか確認しましょう!

1.貸切バスによる運送に関する以下の各設問について、それぞれ選択肢の中から答を1つ選びなさい。
(4) 「配車日時が 9月30日の午前11時、所定の方法により計算された貸切バス1台あたりの運賃及び料金の合計額が100,000円の貸切バス」の運送契約について、違約料に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(令和3年度 国内 一部抜粋)
ア. この運送契約による貸切バスの配車車両数が2台であるとき、 9月10日(配車日の20日前)に運送契約を解除したときの違約料は不要である。
イ. この運送契約による貸切バスの配車車両数が1台であるとき、 9月29日(配車日の前日)の午前 9時にこの1台の運送契約を解除したときの違約料は30,000円である。
ウ. この運送契約による貸切バスの配車車両数が3台であるとき、 9月20日(配車日の10日前)に2台の車両の減少を伴う運送契約の内容を変更したときの違約料は、減少した2台分の40,000円である。
エ. この運送契約による貸切バスの配車車両数が6台であるとき、 9月30日(配車日)の午前9 時に1台の車両の減少を伴う運送契約の内容を変更したときの違約料は、減少した1台分の50,000円である。

答えは「エ」です。

いかがでしょうか?

国内の令和3年度で出題がありましたが、最近では貸切バスの問題数が減少の傾向にあり珍しくなりました。

しかし、対インバウンド団体客の旅行業務が増加したり、悲しいことですが修学旅行や部活動の遠征での事故が相次いで起きたり(令和8年)で、改めてバスに関する約款及び実務が問われる可能性があると予想しています。

国内旅行実務で貸切バスに関する問題は、「運賃・料金の計算」と「違約料」の2種類です。違約料の方も「語呂合わせ」を覚えてマスターしましょう!

今回の語呂合わせはこちら!

貸切バスの違約料を覚える語呂合わせ

『ダイス蓋割る以上、石に波前後(ダイスふたわるいじょう、いしになみぜんご)』

短い!

嬉しい!!!

しっかり覚えていきましょう!

この語呂合わせは2つの要素から成り立っています。

  • ダイス蓋割る以上
  • 石に波前後

ダイス蓋割る

『ダイス蓋割る以上』とは、つまり「台数が全体の2割以上」だということです。

全体の2割「未満」の場合は、違約料が不要になります。

上記の問題の「エ」の選択肢は、6台のうちの1台(全体の約1割7分)なので、これを選べば正解というわけです。

※ちゃんと問題文の「誤っているもの」に注意してくださいね

その他の選択肢はそれぞれ、10割、10割、6割7分なので次の段階で判別します。

石に波前後

『石に波前後』で違約料が1両あたりに何割を掛けるのか判別します。

  • 『石に』→「14日以降なら2割」
  • 『波』→「7日以降なら3割」
  • 『前後』→「前日(発車予定日時の24時間前以降)なら5割」

上記の問題では日付の横に(配車日の◯日前)と補足されているので分かりやすいですが、書かれていない場合混乱するかもしれません。他の問題で「前日から換算して◯日前に」の文章がよく出てきます。

そんな時には、ショートケーキの日を思い出しましょう。

毎月22日はショートケーキ🍰の日。なぜなら、カレンダーで上にいちご🍓(15日)が載っているから。つまり、いちごがあるのはショートケーキの日の7日前です。

同様に、旅行業務取扱管理者の試験で「前日から換算して7日前」と書いていれば「7を引きましょう」。

※「当日」や「解除した日」などの罠に注意!

よって、上記の国内の問題のア. イ. ウ. の選択肢はそれぞれ、

ア. 14日よりも前なので不要 ◯

イ. 7日以降、24時間よりも前なので3割(100000×0.3=30000) ◯

ウ. 14日以降、7日よりも前なので2割(100000×2×0.2=40000) ◯

以上となります!

(エ. の選択肢は、全体に対する解除の割合が誤っており、契約変更を受けた計算は合っています。)

まとめと復習問題

まとめ

長文読んでいただき、誠にありがとうございました。そしてお疲れ様でした。

貸切バスの違約料の問題を解くときは、『ダイス蓋割る以上 石に波前後』の語呂合わせに沿って解くことを理解できましたでしょうか?

最後に復習問題をご用意しました。挑戦してみてください。

貴方の旅行業務取扱管理者合格を、心よりお祈り申し上げます!!!

復習問題

問 52 貸切バスによる運送に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。(令和6年度 国内(例題) 一部抜粋)
ア.配車日が9月1日、配車車両数が1台、1台あたりの所定の運賃及び料金の合計額が 100,000 円の運送契約において、契約責任者の都合により8月 27 日(配車日の5日前)に運送契約を解除したときの違約料は 30,000 円である。 (注)消費税の計算は行わないものとする。
イ.配車日が9月1日、配車車両数が3台の運送契約において、8月 18 日(配車日の 14 日前)に1台の車両の減少を伴う運送契約の内容を変更したときの違約料は不要である。 (注)「配車車両数の減少を伴う運送契約の内容の変更」は、契約責任者の都合によるものとし、契約責任者からの運送契約の内容の変更について、バス会社はその変更を承諾したものとする。
ウ.交替運転者配置料金は、バス会社が運行日の別により定めた交替運転者1人あたりの額を適用する。
エ.乗船時刻が8時、下船時刻が乗船当日の 16 時のフェリーボートで貸切バスを航送する場合、時間制運賃を計算するための航送時間の上限は6時間である。
(注)このフェリーボートには貸切バスの旅客が乗船するものとする。
答え ア
ア. 台数が2割を超えて、かつ7日以降、24時間よりも前なので3割 ◯
イ. 台数が2割を超えて、かつ14日以降なので2割 ✕
ウ. 交代運転者配置料金は「時間制料金およびキロ制料金」に対して「下限額以上」を掛けて適応します。 ✕
エ. 『サンジ時々』時間制では運送の前後に1時間ずつ、計2時間の点呼点検時間を加えて計算します。よって、8時間。 ✕

参考

『2024年版 ユーキャンの国内・総合旅行業務取扱管理者 速習レッスン』(ユーキャン 自由国民社)

一般社団法人 全国旅行業協会(ANTA)

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